2007年2月8日木曜日

治験に対するオトナゲナイ疑問

会社でよく聞くフレーズとして「~~~の活性化」とか「~~~の充実」とか「~~~をいかんなく発揮させる」などがある。

こういうフレーズを耳にしたら「何をいつまでに誰がどれくらい活性化させるのか?」とか「充実とはどの程度をいうのか今の3倍?今の5倍?」とか「我々のどの部分をどれだけどのようにして発揮すれば『いかんなく』発揮したことになるのか?」と自問するといい。


例えば「治験の活性化」と言ったら「いつまでにCRCを何人誕生させる」とか「来年までに治験責任医師、治験分担医師を対象としたGCP研修を全国200箇所で実施する」とか「必須文書を今の三分の一にする」などという具体的目標を掲げると行動しやすい。


また、会社の中で諦めの言葉として「それ、今までもそうしてきたから」とか「それがうちのやり方」だから、という言葉もよく聞く。

僕はそういう言葉をきくと「何、それ?」って思う。おとなげないが。

日本の治験では必ず病院長が出てくるが、治験責任医師との契約でいいじゃない?と言うと「日本の医療環境になじまないから」とか言う。

それって、一体どういうこと? とおとなげない僕は言いたくなる。

明治維新は初めから日本の風土に馴染むと思ってやられたのだろうか?

ICH-GCPはそもそも黒船と呼ばれたのは、ICH-GCPが日本の治験の根幹をゆるがすほどのことを要求してきたからで、それを「日本の医療環境になじまないから」と一蹴してもよかったはずだ。

それが、いまやどうだろう?

で、「日本の医療環境になじまない」って、どういう意味?そしてそれはどういう根拠があって言っているの?
第一、病院長がいくら自分の病院でやっている治験だからと言って書類を出しても、ちゃんと見てる? きっと見てないよね。

日本人は契約社会でない。
なるべく責任の所在をはっきりさせたくない、というところがあるのだろうか?
だから、治験責任医師は、もし治験で何かあっても、「院長にも書類がでているし、そもそも治験の実施を許可したのは院長でしょ」と言いたいのだろうか?


でも、それって、ひょっとしたら外部(世界)からの圧力があれば、突き崩せるほどのものなの?

あ~~~ぁ、オトナゲナイ。



架空の製薬会社「ホーライ製薬」

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