治験に参加してくださる患者さんたちを最近では「創薬ボランティア」と呼ぶことが多い。
今までは「被験者」という冷たい言い方だったことを考えると、少しは製薬業界も治験に参加してくださる患者さんたちのことを考え始めたのかもしれない。
フェーズ1の創薬ボランティアは通常は健康な成人男性であるが、抗がん剤などのフェーズ1では新薬の副作用が強いことが予想されるため、がん患者さんに創薬ボランティアになっていただく。
高額なバイト料が評判なのが、このフェーズ1の治験である。
フェーズ2の創薬ボランティアは新薬が効きそうな病気の患者さんたちとなる。
ここで始めて病気に効果が有るかどうかを確認することになるが、このフェーズ2で病気に効果が無くて、消えていく新薬の卵の数はかなり多い。
フェーズ3の創薬ボランティアは多数の患者さんが対象となる。このフェーズではほぼ新薬の効果が分かっていることが多いので、治療効果も期待できる。
最近では新薬の発売後をフェーズ4と捉え、そのフェーズ4の臨床試験に参加してくださる患者さんを育薬ボランティアと呼ぶ。
■架空の製薬会社「ホーライ製薬」
■臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」
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